独立して親しみ深さのある調剤薬局を目指す

私は10代の頃から婦人系の疾患を患って、産婦人科通いをしています。
そして、隣にある独立した調剤薬局で、ずっと処方をお願いしています。

処方箋の内容を見れば、私がどう言う疾患でその薬を処方されているのかは、薬剤師の方はわかっているでしょう。
「お加減いかがですか?」「その後調子はいかがですか?」
そんな普通の声かけさえ、負担になることもわかってくれていて、本当に必要なこと以外は何も言わず、聞かず、ただただにこやかに対応して頂いていました。

そんな状態が10年ほど続いていたある日、私は難しいと言われていた妊娠が叶いました。
薬もしばらく必要はなくなり、調剤薬局は通り過ぎて帰っていたのですが、妊娠後期、貧血がひどくなり、今度は鉄剤を処方して貰うことになりました。

久しぶりの薬局で、またいつものように挨拶だけして帰るものと思っていたら、「ご妊娠されたんですね。本当、良かったですね。」と、顔見知りの薬剤師さんが、私の大きなお腹を見て、更ににこやかな表情で声をかけてくれたのです。

沢山の患者さんが出入りするであろう調剤薬局。
勿論、処方の記録は残っているのだと思います。
けれど、私のことを個人的に覚えてくれていたこと、負担を知ってくれていたこと、そして、妊娠を喜んでくれたことがとてもうれしく、泣きそうになったのを覚えています。

独立して営業する調剤薬局は事務的な仕事しかしてくれないところも増えていて、それを好む患者さんもいるでしょう。
けれど私は、ある程度の親しみ深さのあるこちらの薬局をこれからも利用したいと思っています。

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